2014年9月28日日曜日

カメラアプリ「ライトトレイル」で、被写体の影を完全に消す!

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つい3日ほど前の9月25日にリリースされたばかりの、PlayMemories Camera Apps「ライトトレイル」。今日現在では、α7S専用アプリ。
どうも、ソニーさん、告知がお上手とは言えないようで、お客様から「かなり用途が限定されるアプリだね」と言われるシマツ。

『街ゆく車のヘッドライトや花火などの光の軌跡を幻想的に1枚の写真で表現できるアプリケーション』

↑オフィシャルサイトの説明文。た、確かに、、、これじゃぁ、キャッチコピーとしては弱そう。。。

でも、これ、、、かなり面白いアプリなんすけど?

●ライトトレイルアプリとは?

比較明合成とか、、、比較明コンポジット合成とか、、、そういうアプリなんす。。。余計わからん^^;

要するに、、、シャッター開けっ放しの間、、、明るさが変化しないところは、、、無視する。(すでにこれがデジタル技術ってすげー!なところだけども。)で、明るさが変化したところだけを、合成していく。(これこそスゲー)

これでも、イマイチわからん^^;

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↑公式サイトの写真を拝借して、、、

この被写体の場合、、、シャッター開けっ放しにして、、、明るさの変化があるのは、車のライトくらいなもん。他は、静止物だし、明るさ変化なしだから、長時間露光しようが、撮影結果に影響は出ない。
このアプリを使わず、長時間シャッター開けっ放し(長時間露光)しちゃうと、暗いところまでもがどんどん明るくなっていってしまう。

星の軌跡撮影なんかも効果ありそうだけど、もっと効果ありそうなのが、星景写真。夜空写しつつ、まわりの風景もいれちゃうような写真。星の軌跡を写すために長時間露光すると、周りの風景も長時間露光で明るくなりすぎちゃうかも?
そんなときこそ、ライトトレイルアプリの出番。明るくても、暗くても、明るく変化さえしなければ、無視されるから、簡単に星の軌跡を撮れるはず。

で、このライトトレイルアプリのすごいところは、、、
ライブビュー画面で、光が変化していくのを確認しながら撮影できるところ。
「イイ感じのところで、シャッター離せばOK」
さすがに、三脚固定が必須だけど、レリーズはなくてもイケル。

では、公式サイトの動画で、実際の露光具合を見てみよー。

↑ヘッドライトの光がどんどん伸びていく様が見られるのは、まるで動画撮影してるようだけど、間違いなく、静止画撮影。。。ここで注目すべきは、、、画面中央少し左の街頭の明かり。長時間露光してるのに、一切、明るさが変わらない。
すごいよね!

で、、、もひとつ、効果ある撮影が、、ブツ撮り。

冒頭の写真を見て欲しい。
被写体の影が、ほぼ無いのがわかるはず。。。四方八方からライティングして、影を消して、、、なんていう撮影じゃなく。もちろん、PCで加工したわけでもない。使った道具は、LED懐中電灯だけ。

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↑普通に撮影した場合。結構気使って撮影したけど、やっぱり影出るよね。

撮影方法は簡単。
シャッター押したまま、、、「画面を見つつ」、影が出てるところを、LED懐中電灯で、照らして、影を消していく。懐中電灯を消しゴムに見立てて、影を消していく感じ。もちろん、被写体に光が当たると、当然、影響でるけど、ささっとやっちゃえばなんとかなる。その影が消えていく様を、画面で確認できちゃうのだ。

何回か試せば、「感じがつかめる」から、だれでも撮影できるかと。
ちなみに、今回の撮影は、通常の部屋明かりで行なった。暗所じゃなくても平気。

ってことで、カメラアプリ「ライトトレイル」は、だれでも簡単に、光の軌跡を撮影したり、被写体の影を消し去る撮影ができたりする、すげーアプリなんだよ!

今回の作例の詳細は、αcafeにアップしたのをどうぞ。

まだまだ楽しみ方いっぱいありそうな、超おもしろいカメラα7Sはこちら

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