2015年3月13日金曜日

VAIO Phoneについて、思うこと。。。

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↑本体自体、パナソニック ELUGA U2と共通で、台湾クワンタが生産。
製品発表後に、第三者が気づいたという、衝撃の事実。
(日本通信は、発表同日、完全否定しているが、、、まわりの反応は冷ややか)

あっといわせた、「箱だけ披露会見」はなんだったんだろう?
あーいう小出し作戦は、製品がその期待を大きく上回るときにだけ通用するテクニックなわけで。そうじゃない場合は、自らハードルを上げすぎて、、、それに大きくつまづきひっくりかえり、、、逆効果。
明らかに、今回は、あの会見からして、大失敗。

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もう、結論を言ってしまったようなもんだが、、、ソニーロゴがなくでも、、、あれだけ高価でも、、、大ヒットとなったVAIO Zを生み出した、VAIO社のスマホ=VAIO Phoneだとしても、、、いらね。

応援したい気持ちはすさまじくあるけど、こういう、最悪のことをしちゃった場合は、、、お灸を据える意味でも、、、ご祝儀買いなんてことも絶対しない。しちゃだめ。いっそ、不買運動でも起こしちゃいたいくらい。VAIO社は、今なにをすべきか、もう一度ちゃんと考えた方がいいよ。

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実際さ、、、VAIO社は、だれをお客様としたいの?
百歩譲って、VAIO Z様の発表前だったら、まだ、状況変わってたと思うよ。
VAIO Zで、あれだけコアなファンをつかまえておきながら・・・。あろうことか、VAIO Phone発表のプレゼンで、Z Engineのことを出してきちゃだめよ。それプラス、デザイン力です!って、、、いやいやいやいやいやいや、、、フラッグシップレンジのスマホでもないのに、Z Engine出しちゃだめだよ。先に発表されちゃった、パナソニックのELUGA U2と全く同一ハードのくせに、Z Engineかたっちゃだめよ。
VAIO Zを支持してくれたお客様から、総スカンくらうようなもの出しちゃだめでしょ。

素直に、パナソニックと同一ハードです。(この点は、冒頭に書いたとおり、日本通信は完全否定しているが)そういう位置づけの、ミドルレンジの、その程度のスマホですっていう、謙虚な気持ちで、お披露目しないと。
史上最強パソコンのVAIO Zをひきあいに出しちゃだめよ。怒るよ、お客様たちが。。。

発表前から、スペックなんかはリークされてたし。
そもそもが、ミドルレンジのスペックってのも、わかってたし。
でも、MVNOのスマホは安かろう悪かろうを、払拭する!な、意気込みで、「箱だけ」披露しちゃうから、ハードル高くなっちゃったし、そのハードルにひっかかってスッ転ぶどころか、、、はるかにそのハードルよりも低いところをいくもんだから、ひっかかることすらなく、素通りしちゃった感がすごくて。
VAIO Phoneって、そんなのあったっけ?っていうコメントもTwitter上で見受けられるほど。。。

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とりあえず、頭にキタ点をまとめる。

・同一ボディの製品が存在する。(パナ製を否定するわけではない)(くどいが、日本通信は完全否定しているが・・・)
・Z Engineをひきあいに出すな。出すならフラッグシップモデルでやれ。

これだけ。
デザインがイマイチっていう評価も多いけど。まぁ、いいさ。他に同一ボディの製品が存在しないなら。。。
スペックが低いって評価も多いし、MVNOの型落ちXperiaのほうが、スペックが高いっていうのも事実だけど。まぁ、いいさ。そのスペックで、Z Engineのことを持ち出してなければ。

あえて、昨日は、頭のなかが沸騰状態だったから、ブログ書くのは控えてたんだけど。一晩、冷静に考えてみて、案外、頭にきてるところが、シンプルだったってことがわかった。

ところで、、、今日1日で、いろんなお客様と、VAIO Phoneについて、感想を聞かせてもらった。。。
その中で、驚きだったのが。
「自分が持ってるパソコンと同じブランドのスマホが、月々2,980円で持てるなら、買っちゃう」
っていう声が、意外と多かったこと。
確かに、その気持ちはよくわかる。あったまにキタ↑の2つの点を一切気にしないっていうか、そもそもそんな情報しらないお客様にとっては、VAIOスマホが2,980円で、今使ってる、ケータイショップですすめられるがままに買ったスマホに毎月1万円近く払ってることを考えると、飛びつきたい気持ちもよくわかる。

そう、、、それが、答え。
本来、狙うべきお客様層は、そこらへんのはず。あまりスマホにこだわりもってないのに、高いお金払わされてる層とか。
そこへ、VAIOという知名度を使って、3大キャリアのスマホに比べれば格安。
これなら売れるかも。

でも、、、VAIO Zのあとじゃぁ、だめよ。せっかくのブランドイメージが、VAIO Phoneで、台無しでしょ。こんなやり方じゃ。パナと同一筐体ってのは、この際、置いといて。やり方がへたくそすぎ。なんか、日本通信に、言いように利用されてるようにしか見えないよね。その日本通信ですら、、、VAIO Phone発表直後に、株価が急落してるって話だから、実際得したのはだれなのか?漁夫の利な、イオン?アマゾン?販売店?

VAIO Zで、一気に企業価値を高めたと思われるVAIO社、、、VAIO Phoneで、一気に価値を下げたと思えて仕方がない。。。

おしまい。。。

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●おまけ

余計なお世話だけど、シンプルにこうやれば、イケテタかもよ!?

日本通信と組んで、VAIO Phoneを出します!
料金プランは、b-mobileの、VAIO Phone専用プランです。お得です!
VAIO Phoneのスペックは、いわゆるミドルレンジクラスです。が、VAIO同様、余計なアプリは一切入れずシンプル。そのため、スペック以上にサクサク動作です。また、コストを抑えるために、他社スマホと同一筐体です。が、VAIO Phoneに限り、背面をガラスとして、VAIOロゴを配置し、洗練されたデザインとしています。価格は、一括51,000円です。
(もちろん、過度の期待を煽るような、箱だけプレゼンなんてことは絶対しないし、Z Engineのことなんか、口が裂けても触れないし)

これなら、ここまで、ひどい状況にはならなかったのでは?
これなら、ソニーファンも、VAIOファンも、、、一般層も、、、それなりに囲い込めたんじゃ?

んー、タブン、買ってたな。

あれれ?ってことは、製品自体はそのままでOKってことなのか?
やっぱり、ソニーDNAには、甘いよなぁ・・・(少し反省

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言いたいこと、むかつくこと、、、、何でもコメント欄にどうぞ。
特に、賛成も反対もなにもせず、、、読むだけでよろしければ。
うっぷんの吐き出し口にでもなるなら、ご自由にコメントください。。。
みなさんの、怒り、、、十分理解してるつもりです。。。

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